台所仕事の定番、蚊帳ふきん

主婦のちょこっとお返しでもらった方が、使いやすくて買い増しにやってくるほど便利がよいのがこちらの蚊帳ふきん。最初の糊落ちがいい、サイズが調度いい、6枚重ねで厚みがしっかりあるので、何かと仕事しやすいと好評。備長炭のおかげで、生乾きの時に嫌なにおいがたちにくいということも評価が高いみたい。

 

当店で、自宅用にとリピート買いの多い実用的なお品物です。

 

蚊帳ふきん 白

素材はレーヨン(再生繊維)生地は6枚重ね、33センチ角

※郵送商品

¥605

  • お届け日数:1~3日1

蚊帳ふきん 水色

素材はレーヨン(再生繊維)生地は6枚重ね、33センチ角

※郵送商品

¥605

  • お届け日数:1~3日1

蚊帳ふきん 薄緑

素材はレーヨン(再生繊維)生地は6枚重ね、33センチ角

※郵送商品

¥605

  • お届け日数:1~3日1

蚊帳ふきん 苔色

素材はレーヨン(再生繊維)生地は6枚重ね、33センチ角

※郵送商品

¥605

  • お届け日数:1~3日1

蚊帳ふきん 紫

素材はレーヨン(再生繊維)生地は6枚重ね、33センチ角

※郵送商品

¥605

  • お届け日数:1~3日1

蚊帳ふきん こげ茶

素材はレーヨン(再生繊維)生地は6枚重ね、33センチ角

※郵送商品

¥605

  • お届け日数:1~3日1

蚊帳ふきん ベージュ

素材はレーヨン(再生繊維)生地は6枚重ね、33センチ角

※郵送商品

¥605

  • お届け日数:1~3日1

●蚊帳にまつわる豆知識

蚊帳ふきんの「蚊帳」自体を知らない方が多いはず。
蚊帳は虫が通らない程度の粗さで折られた布で作った、大きな網のようなものです。網戸で部屋を作るイメージ。江戸時代に織り方が開発されて普及したとか。当時はまだ綿が高級素材だたので、麻製だったとか。

開け放った日本家屋で、風を通しながらも蚊は入ってこられないから、ぐっすり眠れるという優れもの。今は防犯上、そんなオープンな寝方は出来ませんよね(笑

青森の田舎育ちの店主、子供の頃は、辛うじて使っているお宅もありましたから、実物を使ったことがあります。いとこのうちにお泊りしたら、蚊帳が出てきてテンションあがりました。蚊帳に入る時にはお作法があって、蚊を入れないように、そろりと少し持ち上げて隙間を作らないように滑りこめ!と年寄り達に教えてもらったのが懐かしい記憶。

 

今どきの生活事情だと、和室で長押や鴨居があるような、蚊帳を吊るような部屋になっていないし、防犯のために閉めきって暮らしているし、エアコンはあるし、網戸もある。蚊帳はそういう流れで廃れていった生活道具。

この蚊帳織りですが、聞いた話では、網戸が普及したタイミングで、蚊帳の需要が激落ち。閉鎖した工場の機械を廃棄するにしのびないと思った奈良の工場が、織機を引き受ける。織機=道具は財産ですからね。そうして、他県の生産者がいなくりにつれ、奈良の生産者への注文は細々でも集まり、奈良の蚊帳織り産業が生き残ったという話を聞いたことがあります。

この粗めの織り方をした布を、数枚重ねて縫い閉じたふきんが蚊帳ふきん。

農業で日除けに使う寒冷紗も仲間。ガーゼも仲間。

 

 

今では蚊帳以外の用途に使われている事が多い蚊帳織り。

今では蚊帳がどんなものか触ったことがない、思い浮かばない方がほとんどだと思うのですが、それでも蚊帳という名前が残っているのが、店主的には面白いなと思っていたりして。