昨日は初・虎ノ門ヒルズ駅で「蜷川実花展」
私が高校大学の辺り流行っていたポップアート味を感じる空気感に、友達と二人「妙に落ち着かない?」とまったり。
ナムジュン・パイクのブラウン管のモニターが並んでるビデオアートや、アンディ・ウォーホールやロイ・リキテンスタインのシルクスクリーンの発色のきれいな作品とか、横尾忠則の強烈な色彩感覚とか、そういうのを思い出す感じで「懐かしい」限り。
作品はほぼ撮影可能。
でもスマホで切り取った絵よりも、自分の目で味わう色の洪水は、もっときれいで、光を感じて、美しかったです。
会場は7割がた若い女性で、作品を背景に自撮りしてる姿多数。きれいだから映えるし、SNSにアップしたくなる展示。
その美しさゆえに、花ざかりの回廊みたいな作品で、撮影渋滞が起きまして、誘導員の声も空しく響く大混雑。花の密度が高くて、どこもかしこも撮影したくなる美しい景色(混むの分かる
こういう時、おばちゃん達は我に返るもので、さっきまで「夢のように美しいお庭」とか言っていたくせに「あのさ、浅草橋に造花の問屋が何軒かあって、こんな感じのたくさんあるよね」と台無しな雑談、、、
でも、物はあっても、誰もが同じ様な美しさは作れないと思われるので、見る価値ありですよ。
2/25まで。
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