お皿 商品一覧と作り手紹介

【津軽塗】塗師・木村正人のお皿

Tsugaru Urushi Spirit合同会社

木村漆工房/木村正人

 
略歴の類は木村さんのHP参照で

(アラフィフの履歴は、ありすぎてお腹いっぱいです…笑)

「幼稚園ぐらいの時から大人になったら津軽塗をやるって決めてたのさ」という木村さん。塗師屋の五代目。

 

偶然目にした商品がきっかけで、弘前へ会いに行った当時の私は、とても直感力が冴えていたのでしょう。その時に、弘前市立博物館で目にした木村さんの作品がまた素晴らしく、静謐な空気を漂わせた紋紗塗でした。

息を詰めて眺め倒し、絶対に木村さんに塗ってもらうと意気込んで会いに行き、今に至ります。

 

木村さんは、社寺の建屋のような大きなものから、器のサイズまで何でも塗ります。出来ないと言わないし、やる技術と、どうすれば出来るか考える方。会って話すと穏やかなのですが、芯が強くて温かく、かなり頑固な津軽人(笑)それが、塗膜の美しさや丈夫さに全部現れていると、店主は感じております。


【YOKOHAMA WOOD~TOMATO畑】安心安全な木の器、お皿

TOMATO畑のご紹介を簡単に。以前は中国に工場拠点があったのですが、数年前に現地で震災に見舞われ、現在は生産拠点を日本に移しております。その辺り、大変だったと思います。廃業も覚悟したと後で聞いておりますから。

TOMATO畑が中国での生産を始めた訳は、当時の日本では、純粋な意味で、薬剤を使わない漆製品は作れないと感じたから。
 

日本では、漆は98%輸入しております。
輸入される漆は、現地で精製されたり、溶剤を付加したり、素のままで輸入されることはございません。

 

なぜなら、日本に輸入され蓋を開けた時までに使い易い状態を保つためであり、やむを得ない部分もあります。しかしながら、国や工場によっては、付加する溶剤や油分も変わるし、品質を厳密に担保することが出来ないのも事実。その為に、日本では輸入時の検査もしておりますが、添加された溶剤や油分を取り去ることはできません。

 

無薬品の木地や漆が手に入る場所を求め、目をつけたのが中国の原生林。中国政府とかけあい、自生している樹のうち、間伐材処理で切り倒されるものを使用し、漆を自分達で調達~精製し、「安心で安全な木の器」を作ってきたのですが・・・

数年前に現地が震災で運営していくことが難しくなり、せっかく築いた基盤を手放し、日本に戻ることになりました。従業員の再就職先を探して斡旋し、日本での工場再建のための土地探しに材料探し、壮絶な苦労の連続だったと思います。

 

現在は、神奈川工房を再建し、腰を落ち着けた生産を始めたところ。

国産品をメインに製造販売しておりますが、一部商品は中国でのコネクションを活かして製造しているそうです。(店主も愛用のナツメ材を使ったもの)

 

店主は田中社長の息子さんから、会社について、モノづくりについて、長い長い話をじっくり伺って、涙を流すほど感動しました。こんな会社があるとは!その感動のまま、環のお客様も使って感じてTOMATO畑の器のファンになる方が増えております。

使う人、家族の健康を思い、作られている木の器です。

※詳しくは【YOKOHAMA WOOD by TOMATO畑のHP】をご参照下さい


【美濃焼】


※お店でも販売しているので、タイミングが悪いと在庫がなくなる場合があります。

 注文前の在庫確認は、お気軽にどうぞ。