ワクチン接種会場にて

休店日に合わせて、ワクチン三回目。
今日は風の強い日で、八重桜の花びらが巻き上げられ、ドラマチックな景色が見られました。眼福。

 

 

昨日ある事を決めてから、この休店日にあれこれ動く必要がなくなり、ワクチンの副反応が出てもひたすらごろごろしていてよくなったもので、何だか開放感。自分に都合がよい風になると、これで良かったのだと確信するあたり、思考バイアスが大きい私。

 

会場近くで植え込みのつつじが見事に満開だったので、足を止めて観察。
以前読んだ、花粉図鑑を思い浮かべる。

つつじの花粉は、おしべ先端2ヶ所から、豚の鼻みたいに粉を吹いて散布(画像2枚目、見えるでしょうか?

ひとつの花の中に、まだ花粉がついてないおしべもあるのをみて、時間差という作戦を使う植物なんだなと面白く思う。

花ひとつで楽しめるわたくし、安上がり。

 

会場に到着して、以前と同じように、建物の入口で警備の方が手指消毒を声掛け。

入口入ると係の方が必要書類が揃っているのか確認。

種類を確認するだけでなく、身分証と書類があっているのか、書類を受け取り目視確認。

次に会場入口前の廊下で、書類と身分証の確認。

熱がないか、体調悪くないかなど確認される。
問診表に書き込んできた内容を改めて口頭で聞かれる。

自分の番になり、手指消毒して後、受付。

予約情報と書類の確認。

 

本日同じ内容を確認、3人目。

この辺りでうざさを感じてきた。

お年寄りが「何度も同じこと言うな、分かっとる、結論が知りたいんだ!」と怒鳴っているイメージが点滅(苦笑


次、医者の問診。

ここは、受ける側の不安と疑問を解消する目的が強い気がします。私は不安もないし疑問もないのでさくさく次へ。

接種はあっという間に終了し、終了の受付。

接種ロットなどのシールを書類に貼り、副反応が酷い時や不安な時の問合せ窓口のご案内と、ショック症状確認のために15分?待機。

会場を出る際に、書類を確認され「お名前はお間違いありませんか?」
またかよ、というイラつきと共に、ある事がよぎり、ちょっとズッコケそうになりました。

 

内部統制のマニュアルを作成する仕事をしたことがあります。

ニューマンエラーありきで、確認のタイミングと確認方法を検討し、関連部署に実施してもらう。

 

人数が多ければ多いだけ、誰かと誰かが関わるたび、書類やデータやモノが移動するたび、リスクはあらゆる場面で生じます。それを潰すために作られた新ルールは、日常的にたくさん起こる場面で追加されるからこそ、たくさんの人がイライラ。

 

1のミスが引き起こす影響が重大なら、1つを潰す必要がある。

軽微でもたくさん起こり得るなら回数を潰さないと。

 

最後の最後に、会場を出るところで「お手持ちの書類のお名前は間違いありませんか?」と声を掛けられた時に浮かんだのが「間違うとしたら、係の人に手渡した時、その係が人を間違えて渡す時」「係は一対一の対応で、一対多はしないオペレーションないので渡し間違うことは無い」無いけれど、もしもの可能性があるので確認を入れるのだろうな…

 

その可能性って、どんな事態を想定しているんだろう…

すごく非現実的で笑えるようなシチュエーションなんじゃなかろうか…

うわ~、その内容知りたいかも…


とさっきまでイラついていたくせに妄想始まったら途端にわくわくしている自分。

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接種後6時間経過しましたが、何の副反応もなし。
今回はこのままで終わるといいな。