鬼滅の刃・再~4DXは揺れ過ぎる

としまえんのユナイテッドのタダ券をもらいました。

お商売していると、そういう約得もございます。

無論、ただお商売しているからもらえる訳ではございませんよ。手前に、奉仕系の与える何かがあればこそ、お返しがもらえるというGive and Take、です(世の中それほど甘くない★


もらったチケットは無期限。

映像に合わせて五感でも楽しめる4DXも見られるとあって、SFとか、アクション系の映画で見たいものが出来たら使おうかと思っていたのですが、なんの予告を見ても心が動かないもので、もう一度、鬼滅の刃を見に行こうかということになり、友達と復習の旅。

 

実は、それほど鬼滅ファンでもございません。

でも、原作を読んで感じるのが、昭和育ちの私の思う家族観やメンタリティを、肯定してもらっている気がする作品で好きです。

 

当店のお客様70代女性が「新刊買っちゃたー!」と見せびらかしに来た方がいらっしゃいましたが、若い世代も、男女の別なく、鬼滅を読んで、好きだと言っていた方が多かったのを見ても、

時代が変わっても、本質的に守りたいものや大事なもの、人間への愛は変わらないよと言い切ってもえる、安心をもらえる作品のように思います。

  

そして、西洋的な価値観では計れない、日本的な価値観。私だけでなくファンの皆様も、水が沁み込む様に、子供達が自己犠牲をいとわず、悪を殲滅するために人知れず戦い、死んでいく心が理解出来たはず。

 

(この民族的な価値観が、今も共有されている感覚、私は面白いなと思っております)


ところで。

改めて見ると、主人公達って、どの子も発達障害気味で笑いました。

最近、発達障害の自己診断テストをしてみたところ、わたくしだいぶ当てはまるなと発見。皆さんもググってみたら分かりますが、「そういうこと、あるある」の羅列です。

ただ、そのせいで周囲とうまくやって行けず、本人的にも苦しいと感じていると、発達障害の〇〇と名称がついていく。昔は、名前もなかったし、多動性障害の友達が学級に普通にいたなと思います。名前をつけて区別して、集団から弾いてしまっているような、昨今の方針は社会全体でそういう人を支えていこうという目的と乖離しているんじゃなかろうかと思ったり、、、横道へそれました。

私が感じたように、鬼滅キャラの発達障害的なところを

細かく分析しているブログがありましたのでご紹介

【映画や小説を分析する~「鬼滅の刃」障害や死の受容】

 

痒いところに手が届くような分析で、読むとスッキリ(笑

映画を見ている間、そんな余計なことを考えながら、画面には集中して感動再びだったのですが、

1つだけ教訓

「4DXは揺れすぎて集中できない」

風が吹いたり、水しぶきが顔に掛かったり、画面に合わせてリアルな演出とありますが、自分の想像力で場面を補足する方が、うんと自然でリアル。画面では左から風がそよいでいるシーンで、機械の位置のせいで右から風がきたら、違和感出ちゃう、そんな感じです。

 

戦闘シーンで座席がグラグラに揺れている最中、お尻の座りが悪くてズレたりで「集中できんやないけー!」と心の中で絶叫しちゃいました。

4DXは作品を選ぶというよりは、まだ動作が画面とギャップがありすぎるので、五感のズレがめちゃ気持ち悪い訳です。4DX未体験の方、でも一度は体験してみたらいいと思います。新鮮さはありますからね★