猫はチャペ

巷はクリスマスまっしぐら。

当店も、クリスマスギフトになる和雑貨を着々と増やしているところなのですが、赤いこの顔が並ぶと、一気にお正月感がアップして、クリスマス気分が台無し(笑

 

小さい獅子舞がわらわら。

 

獅子舞の獅子は、獅子といってもライオンではなくて、想像上の強そうな神獣や神様を「獅子」と言いました。「獅子」とは、不思議で、強そうで、怖そうなものの「総称」として使われていたんですね。

 

今だと、どんな言葉が該当するのでしょうね?

 

余談ですが、店主の祖母は大正生まれ。その祖母や村の大人@津軽の多くは、どんな猫でも猫のことは「チャペ」と呼びました。

 

「ああ、固有名詞ではなく、猫の総称なんだな」と子供心に思った記憶があります。

 

そして、店主は妄想族。

「チャペはもしかして、猫の名字」なんて想像して、妹と笑ったことがあります。

 

何故なら、店主の育った辺りは佐藤だらけだったもので、

同じ理屈で、猫が全部チャペと呼べるなら、名字かも?なんて発想でした。

 

後になって分かったことが、チャペは猫のアイヌ語。

あまり自覚はありませんでしたが、祖母の代の津軽は、
案外アイヌと近かったのかもしれませんね。

 

獅子舞の獅子は、東の果ての日本という国へ行けば、

大切にしてくれると聞いて、日本に渡ってきた外国の神様と言われております。

 

獅子は日本人に大切にされるために、日本人の役に立つこと
「魔を食べる」「災厄を食べる」ようになりました。
獅子舞が歯を鳴らすのは、食べる仕草を表しているのですよ。

 

子どもは怖がって泣きますが、大人は進んで食べてもらうと良いようです。

 

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