スタンフォードの自分を変える教室

若い時、いつも自分の足りないところに目がいって、劣等感の塊だった店主も、齢50となり、今では自分に甘々となりました。

「うまくいかない時もある」「明日から頑張ろう」

と、先延ばしたり、腰が重くなって来ているのは、ちょっと甘過ぎるなと思ったりもして。

毎年6月辺りは、事業について考える月間。

過去の手帳を開いてみると、サイクル化している自分の様式を見つけました。

3月辺り確定申告の結果を見ながら振り返り、4月は今年の事業展開を考え、5月は年間払いの支払いが重なるのでキャッシュフローが心配になり、6月に先々の不安を払拭したくてもがく月。

休店日の本日、「練馬ビジネスサポートセンター」へ出掛け、無料相談で何をどこまでしてもらえるのか聞きに行ってきました。お金に余裕がない個人事業主ですから、公共の無料窓口は活用したいところ。

 

一昨年は、商工会議所の無料コンサルを利用。
Web活用に詳しい方を派遣してもらいました。

人に頼む時には、こちらの実情を開示する必要もあり、それが結構なストレス。何しろ、専門家と言われても、赤の他人で初めて会う人。問題を抱えている状態を他人に知らせることは怖いけれど、相手も知らないことには手出しのしようがありませんものね。

それで、おっかなびっくりでしたが、実情を把握してもらい、一般的なWeb集客の話に終始せず、私が考えている目的や方法についてメリット・デメリットを一緒に話し合い、私が自分で判断出来るように情報をまとめる手助けをしてもらえました。


それが後押しとなって、一昨年はHPを大改修。
我ながら、一人の工数で短時間でよく出来たなと感心。行けるかも!と迷いが少ない状態で走るのは速いということですかね。その改修後、通販の受注件数は伸びておりますから、一応成功と手応えは感じております。

 

今回は、新たな問題について相談をと思っていたのですが、窓口の方から「現状の見直し」も暗にすすめられたので、素直に受けてみようと思います。今年の改善業務、スタートラインに立ちました。

人に会って話をして気分的にスッキリしたら、何かをやった気になってしまうと、他のやらなくちゃいけないことを後回しにしちゃう癖があるわたくし。

いま読んでいる本は、そういう悪癖に効き目ありそうな本。

 

巻頭「誘惑や依存症に苦しんだり 物事を先延ばしにしたり やる気が出なかったりして 困った経験のある方々~つまり、すべての人~に本書を捧げます。」とありまして、まさに素敵な内容。

思えば、私が「始められない」「止められない」「続けられない」で失敗した時には、こういうパターンだったなと思われることが網羅されていて、例えば生理学的な解説、例えば心理学的な解説が入り、「ダメだったあの時を客観視する」のにとても役立ちます。

そして、自分の繰り返す癖を回避できる「かもしれない」方法が出ていまして、それが10あるならひとつづつ、1週間試してみて、1でいいから、自分にとって有効な方法に行き当たれば、もう次から大丈夫。

ポイントは、1つ試してダメだったから全部ダメと思わず、10個100個を「全部試す手間」を惜しまず楽しんでやること。

1つさえ満足にできなかったのに、10?と思いましたが、それをやって来なかったから今があると思えば、脳や意識が摩擦を感じても、それを越える事が、「自分の制限を越える」事が大事なのでしょう。

現状に満足していないのなら、現状と違う道を選ぶしかないのです。

 

ああ、「練馬ビジネスサポートセンター」とのお付き合いが、刺激的で有意義なものになりますように。今からドキドキです。