受け取り上手

今週の水キムチは、小松菜+大根+みょうが+小ねぎ+りんご。具の量が多すぎたせいでしょうか、発酵の泡が今までになくブクブク。味見するといい酸味を醸しております。

毎日飲んでおりますが、絶好調お腹の調子がいいです。母がたまに医者に処方してもらう便秘薬の名前が「ヨーデル」というのですが、薬なんかよりもヨーデル感が凄いです。

ところで、表題の件。
お勘定の時に「いいわよ」「いいのよ」「今日だけだから」「そうはいかない悪いから」なんて押し問答する人々っていますよね。

傍目に見ている時は「どうせ大した金額ではないというのに、いつまで続くんだろう」と構えて見ていることが出来るのに、いざ、自分がその立場になると、先に払わないと「負ける」ぐらいの勢いで、押し問答始めちゃうことがあります。

二度と会わないならいざ知らず、またこんな機会が訪れる人間関係なら、固辞せずに受け取ればいいかなと思うのです。見え見えで当てにされたら不機嫌になりますが、真面目にお付き合いしている同士なら、男性だろうが女性だろうが、ちゃんと本意は通じるはずですし、「ありがとう、とても嬉しい」と気持ちを表現するだけで、随分雰囲気柔らかに場を収める事ができるのではないでしょうか?

また、同じように食事に誘っておごり返す、なんてのも、固執すると野暮かも。出来る時に、相手が負担に思わない程度、サラッと渡す「おやつ」「お裾分け」でも十分心は伝わると思います。「ああ、あの時のお返しだな」と相手もうっすら思うだろうし。

お金は数字で表せる価値を持っているせいか、お金が絡む出来事は数字のプラマイで考えがちですが、心は数字では表せない本質なので、プラマイゼロを目指す必要は無い(断言

それに、受け取ってもらうことは相手に受容してもらう体験でもあります。「いえいえ、私が」というのは、繰り返される回数だけ、拒絶の申し出に近づいていく気もいたします。

その場でプラマイゼロにしたいなんて、貸し借り無しでいたい、相手に迷惑掛けたくない、あなたには頼る価値が無い、あなたに頼られたくない、という裏返しの行為にも見えてきます。

ありがとう、と受け取る。心から、嬉しい楽しい美味しいを伝えて、受け取ることは、慣れていない方には難しく感じるかもしれませんが、やれば段々慣れます。

そして、感謝の気持ちから返礼行為が出来ていれば、結果的に、また相手から受け取る機会が訪れ、お付き合いの連鎖が続いていくのです。

受け取り上手になりましょう。

今夜、お勘定時に押し問答してきたので、次は押し問答しないぞと思いながらのこのブログw