GANGSTA.

今日の内容は、「ぼやき」です。

店主、年の割にはアニメを見る方です。

ドラマや映画は時間拘束が辛いのと、生々しい話は現実だけで胸いっぱいになることも多いので、重いニュースをWebで見た後なんかは、二次元の世界を見ることで、別なところを使うようなイメージ。

だから、見るものは単純明快なものが好きだし、人間的な成長を伴う試練もの、正義をベースとしたアクションもの、残酷な表現が少ないもの、爽快感があるもの…端的にいうと、週刊少年ジャンプに連載されているようなストーリー展開が好きなんです。


なのに、違和感感じながら最終話まで見て後悔中の「GANGSTA.」

いつもの条件下では、まず絶対見ないようなアニメ

設定が薄暗い。登場人物の背景も薄暗い。

殺伐とした世界観、殺戮の日常、救いの少ない人生。

まっくろくろすけなストーリー。

 

回を追うごとに少ない幸せ感がどんどん薄まり、破滅的なラストしか想像できなくなってくるところに、最終話では広げた風呂敷をひとつもまとめず終了。

これ、最終話だけでどうやって終わらせるんだろう?と思って見ていたから、予想はついておりましたが、あんまり中途半端で、呆気。12話かけて、プロットの下書きを見せられてたような、そんな不完全燃焼に、先が気になって気になって気になって仕方ない(苦笑

「続きはwebで」というCMが流行ったことがありましたが、「続きは原作漫画を読んで下さい」という作戦だったのでしょうか?

最近は、原作本があるものをアニメ化したり、実写化したりが増えてきた印象があり、メディア横断的な営業が一般化しておりますよね。

私は世代的に、原作があるものがアニメ化される=原作の分かりにくさを消化しやすいように手が入るというイメージが強いので、特にこのアレルギーが強いのかもしれませんね。

 

多分、この非+不爽快感が続くと、そのうち原作本を買ってしまいそうです。原作本のレビューを読むと、そちらのストーリーもかなり救いがない状況が延々と続いているようで、買うのをためらう…