布実花やさんの加賀ゆびぬき

加賀ゆびぬき作家「布実花や」さん。

展示会や工芸展への出品で、

商品が環の店頭から旅立っておりましたが、

ようやく帰って参りました。

また、環にて取り扱いを再開いたします。

布実花やさんは石川県は金沢出身。

和裁をされる方で、仕事道具でもあるゆびぬきを、

手毬のように装飾する「加賀ゆびぬき」にひかれ、

作り始めたとか。その内、和裁そっちのけで、

ゆびぬき製作に嵌り込んでしまったのだとか（笑

布実花やさんのゆびぬきは、

絵画のような透明感や深みがある色彩が特徴だと、

店主は思っております。

彼女の製作の発想も独特で、

きれいなグラビアを切り抜いたり、

美しいと感じたテキスタイルを集めて、

その美しさをトリミングした色彩のイメージで色を選び、

模様を作るのです。

画像の作品は、イランの布から

インスピレーションをもらって作ったものだとか。

糸の掛け方も、よくある加賀ゆびぬきの本で

見かけるものとちょっと違うんですよ。

こういう実験的なことも、

布実花やさんの面白いところかと思います。

加賀ゆびぬき。

着物を縫った余りの絹糸を捨てるに忍びないと、

ゆびぬきに糸を渡して飾り始めたのが

はじまりと言われております。

今では和裁用のゆびぬきを持っている方が

珍しいのではないでしょうか？

環では、この加賀のゆびぬきは、

アクセサリーのパーツとして、

ペンダントヘッドや帯留めとしておすすめしております。

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