要領が悪いと感じている方へ

雨の日の本日、小売も飲食も客足が落ちる日。

環も、店内はとても静かな午後です。

こんな日でも世の中は普通に動いているので、開店と同時に商品が納品されます。店主、開梱から検品して店頭に陳列するまでの一連のルーチンがどうも苦手です。

何をやればいいのか頭では分かっているのですが、やっている最中に電話が鳴り、そういうしていると別なことに気を取られたり、何だか手が動かない日だったりすると、自分の想定よりも長い時間を費やすことになり、すると「要領が悪い」と自己評価が下がり気味。

 

そもそも、やることは一緒でも、目の前にある品物が時々で違うのだから、時間の掛かり方が違っても当たり前。「このぐらいかかる」「このぐらい大変だろう」という、そもそもの予測が正確ではないのだな・・・とふとひらめきました。

 

正確ではない予測を基準に物事を考えて、その通りにならないことを嘆くなんて、意味が無い落ち込みです。

 

やれば終わるし、やらなきゃいつまでも目の前に残る。時間が過ぎたらやっても意味がなくなることは、手に付かないなら放置しておいても害はなし。鼻歌唄って気楽に作業すればいいのですな。と私の神様に話しかける時間。

ちなみに、画像は先ほど入荷した鉄瓶たちです。
鉄瓶は高額商品ですが、高橋大益さんの鉄瓶は軽くて取り回しがいい上に、形がモダンでかっこいい、美しいので人気です。


鉄瓶は、使ってみないと良さが分かりにくい「体験型」の商品。私の好きな漆器と同じ。使ってもらえたら、お湯がこんなに美味しくなるんだ!ただのお湯なんだけどこんなに美味しい~!って分かってもらえるのだけど…と思います。

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