テマヒマ展

手書きの看板を書き直しながら、外を歩いている人影がまばらな本日、これを読んで下さる方はいらっしゃるのであろうか?とつい疑ってしまいます。

 

昨日の定休日は六本木へ出掛け「テマヒマ展」を見て参りました。展示の手前で短い映像が上映されていて、それを見ていたら自然と涙が出てきました。

 

弘前の打ち刃物の職人さんが鋏を作る姿や、林檎の収穫時に使うりんご箱を作る資材屋さんの工場とか、仙台の油麩や秋田のきりたんぽをみんなで作る様子とか、そんな日常の風景が流れるのですが、青森出身の私には、あの空気感は非常に懐かしく、そして美しい光景だなと感じました。

 

あの中で私は育ったんだなと思い出してはぐっと来てしまったのです。自分のルーツを誇りに思う感覚が、あの映像で煽られた感じがします。

 

展示も素晴らしかった!
仙台駄菓子を見ていたら、懐かしい津軽駄菓子も思い浮かびます。小さい時にくじを引いて楽しんだものです。子どもの駄菓子なのに何故かくじの絵面がおっかない感じだったのも思い出しました。調べると、閻魔様だった模様。

 

私の大好きな津軽塗もありました。テーマが衣食に関するものということで、食材が多めな展示だったかと思います。

 

いい気分になって、そのままプラプラと道草し放題。本当は暑いので早めに戻って、店の事務作業をしようと考えていたのですが、休みは遊びで忙しいので仕事まで手が回りませんでした。

 

池袋についてから電気屋さんへ立ち寄り、中国語の電子辞書と扇風機売り場に引っかかり、980円の超特価・扇風機をお持ち帰り。

室内の温度のムラを扇風機が解消してくれます。エアコンの温度設定高めでも、前よりも快適なぐらいです。

 

お客様!道草がてらお店で涼みに来て下さい!