こだわりのブックカバー

絹の手触りが素敵なのです。
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これは手作りのブックカバーです。絹の古布を和紙で裏打ちし、内側の装丁にも和紙を使い、ひとつひとつ生地の色合いや柄の出方にも目を配り作られております。

手触りが、何と言ってもいいです。柔らかいしっとりした絹の手触りが温かく、本の厚みに優しく沿う感じがとてもいいです。

この生地にはこの色が一番、というこだわりの色合わせをされている方です。一見地味に見える生地でも、栞紐の色や和紙の色との合わせで、こんなに粋だったり華やかになるんですから、作家さんの色彩センスの素晴らしさに脱帽です。

しおりの端には共布でくるんだ貝の殻。これも素敵じゃありませんか。これ、シジミだそうです。それも、江古田の市場通りの魚屋さんで買ったシジミ。こんな風に丸みの美しい殻のシジミはスーパーでは買えないそうで(輸入のシジミは平べったいそうです)、江古田の魚屋さんが一番です!と作家さんの談。江古田、素敵です。

工業製品のとは違った美しくて使い勝手のよいブックカバー。まずは手に取って手触りを感じて下さい。

母の日の贈り物、父の日の贈り物にもいいかと思います。もちろん、本がお好きな方ならご自分用に、是非!