一閑張

一閑張は、竹かごに和紙を貼り柿渋を塗って化粧したかごですが、元は柿渋ではなく漆を使っていたとか。(漆好きな店主、改めて、漆は生活の色んな所に使われてきた素材なんだなと感心。)

 

ちなみに、香川県の伝統工芸品に指定されております。

香川の丸亀団扇も、一閑張と同じ技法が使われている工芸品です。

 

一閑張の由来には諸説あるようですが、

 

●中国が明から清に変わる頃、日本に亡命してきた中国人が伝えた技法で、この方が後に「飛来一閑」と名乗ったので一閑張という呼称になった。明から清に変わる頃というと、日本で言えば江戸時代の初期にあたります。

 

●農民が農閑期に作っていたので、ちょっと(一)暇(閑)な時に(張り)作ったと名付けられた。

 

●一貫目の重さにも耐えられるほど丈夫な作りから名付けられた。しかし、これは字が異なるから、ちょっと違うんじゃなかろうかと店主は思っております。それに、一貫目とは3.75kg。そんなにびっくりするほどの重さでもないんですよねぇ・・・

 

 

いずれ、庶民が普段使う日常雑器の類から、お茶道具や贅沢品のお道具やら、いろんなものが一閑張の技法で作られてきたのでしょうね。

 

リビングや玄関周りの雑多なもの入れ、雑誌や新聞などを入れるマガジンラックなど、インテリア小物としてもおすすめです。