NHK-BS番組「イッピン~これって本当に漆器?~青森・津軽塗」に登場した、津軽塗の塗師・木村正人さん。番組で紹介された、まるで本物の葉っぱのような、枯葉のお皿がこちら。見れば見るほど本物のようです。(2016-9-6火 初出)
生地は紙。竹の繊維が混ざっている紙で形を取り、そこに和紙を重ねて成形。だから、こんなに薄手。紙は目止めも出来ませんので、もの凄く漆を吸います。和紙なんて、繊維の細かい隙間にいくらでも漆を吸い込んでいくので、店主に言わせると「大食らいの大食漢みたいな素材」です。
薄いけれど、漆をたっぷり吸い込んで、しっかり硬化しているのでとても丈夫。贅沢なひと品。
葉脈の表現や色合いなど、時間が経って透けてきたら、ますます美しい表情になるはずです。
店主、この葉っぱの形が何の樹なのか気になりまして、木村さんに聞いたところ、実際の葉を眺めても、どうもピンと来ないので、記憶の中の葉っぱらしい形を思い描いて作ったものだそうです。「本物みたいだと言われるけれどさ、探しても、実際はこんな葉っぱはそうそう落ちてないよ」と電話口で笑い声。
そうそう、このお皿、裏を返すと「てんとう虫」が隠れております。思わず微笑んでしまう仕掛け。飾りだけではなく、お皿を少し傾斜させるための足でもあります。
こういうサイズのお皿となれば、ついお菓子を思い浮かべてしまうかもしれませんが、お刺し身に珍味、山菜を使った冷菜など、お酒のおつまみを盛りつけて下さい。葉物のおひたしだって、色が映えて、とても美味しそうに映るはずです。
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W215✕D103✕H8mm
こちらの器は、竹の繊維がはいった紙の上に、数枚和紙を貼って作っております。ひとつひとつ、形や色が微妙に異なります。漆、金箔。
¥7,700
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W215✕D103✕H8mm
こちらの器は、竹の繊維がはいった紙の上に、数枚和紙を貼って作っております。ひとつひとつ、形や色が微妙に異なります。漆、銀箔。塗り上がりは黒っぽいですが、段々と上塗りが透けて、鮮やかな緑になります。経年変化も楽しんで下さい。
¥7,700
税込 / 送料別途
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