命の長さ、時間の速さ

26年振りの大学の同級生がご来店。驚いた。

仕事で江古田に来たついでに立ち寄ってくれたのですが、お互い年が近い知人が亡くなった経験があるもので「今日会えて良かった」と喜びあえたし、明日きちんと目が覚めるとか、いつもが繰り返されるとか思わず、今日終わっても後悔しないように毎日楽しんで頑張ろうねとお別れ。

 

先日、武蔵大学の経済学部が一般公開している講義に参加。

 

和食料理店で使われる季節の葉っぱを販売する、葉っぱビジネスの会社、株式会社いろどりの横石社長が講師。

 

起業するまでの経験や事業を軌道にのせるまでの悪戦苦闘を赤裸々プレゼン。人に囲まれていくまでの過程は、本当に苦難の連続。でも御本人は、その最中でも苦労を苦労と感じることなく、動き回っているのです。

 

横石社長自身もそうだし、横石社長と一緒に事業をやっているおばあちゃん達も同じく、「楽しんで仕事しているし」「仕事が楽しいからいつまでも体動かして元気にしているし」「お金がちゃんと儲かれば嬉しくて続けられるし」働き方改革なんて必要無いんです!と笑ってお話されておりました。

 

これから就職される予定の大学生達はどう感じたかは分かりませんが、自営業のわたくしには「その通り」と響きました。

私の店に欠けているのは「お金がちゃんと儲かる喜び」だけです(苦笑

儲からないけれどこれをやっている理由は何?と問われたら、やはり好きが勝っているからなんですよね。辛うじて、食べていけているから、好きが大きくて経済的には弱くても、バランスが取れている内は倒れることなく回り続けることが出来ているのでしょう。

 

いつまでこのバランスでやっていけるのかな?と50歳になったら、うっすら心に引っ掛かりもいたします。

 

その思いが頭をかすめた時に、横石社長がお別れした105歳のおばあちゃんの話が勇気をくれました。

その方は、息子家族は他県で生活しており、独居老人。この先の人生、息子達に面倒を掛けたくない。

横石社長に後押しされて、75歳から植樹して木を育てながら事業に参加。楽しそうに元気に働くおばあちゃんの姿を見て、他県に住んでいた息子家族が戻ってきて一緒に暮らすようになります。結果105歳で亡くなる訳ですが、仕事を楽しみながら最後を迎える。

いつまで生きるかなんて、結局自分にも分からないのが命のルール。

だとしたら、先を短いものと思って先細った生き方をしていくのか、10年先を楽しむために今出来ることを精一杯頑張って生きていくのか、私の心がけひとつですよね。そして、道半ばで終わったとしても、目的に向かって進むことを諦めた訳ではないから、満足して死ねると思います。あの時、こうしておけばよかった、という思いを残さないことを頑張ろう。

50歳になったら、1日に出来ることが減ったような気がしております。

性格的に、予定や計画は、自分の能力以上に詰め込みがちなので、終われない予定を眺めてため息することを若い頃から繰り返してきているので、出来ない自分に耐性はあったはずなのに、最近出来ないことが増えた気がして、自分にがっかりが微増中なのです。

 

ジタバタしても、出来ることは出来る、終わることは終わる。

だから1つずつ着実に片付けていくのみ。(分かっちゃいるけど何度も落ち込むループ、ループ)

 

こういう焦りを感じる時は、

①物事の優先順位がついてない混乱と、

②気持ちの焦りから必要時間の過少見積り、が原因ですからね。
真逆を心がけるといいだけです。

 

時間の速さは、心の中から生まれる速度。

1日1つ終われば自分を褒めていこう。