連休中の営業は、のんびりで楽し。
来る方も、新しい方よりは顔なじみの方が多く、
急ぐ用事も無しにやって来るので、雑談花盛り。
そんな中に、3人、印象的なお客様あり。
ひとりは2歳ぐらいの男の子。
パパとママと一緒に来て、おとなしく聞き分けのいい子。
でも、退屈し始めると遊びたいが、パパにダメよと言われると、そうか…という表情で一旦落ち着く。
でも、ちらりと私を見るではないか。
パパがダメと言っても、私がいいと言えばいい。
「その扉、ガラガラガラ~って開けてごらん。開けたら閉めてごらん。それ、ガラガラガラ~」とジェスチャー付きで誘うと、満面の笑みでそろそろとガラガラ。
子どもは可愛い。
他所の大人を受け入れるのは、
親が安心をくれているから。
「次は変顔を見せ合いっこしよう!」
しょーもない手で子どもは笑うので、
オバチャンの手にかかればチョロイ。
オバチャンが笑ってるのは
君の変顔が面白いからじゃないよ。
君が随分可愛いからなんだけど、
ま、分んないわな~(と心の洗濯
もう一人は入院中の親御さんの付き添いに来たという遠来の娘さん。アラフォー女子。どうやら危機感の無い入院といったところ。
この辺りは初めてだから、外食先を教えて欲しいと言われ、連休中なのに、休みの予定を飛ばして、付き添いするという時間が少しでも楽しめるといいなと思い、知っている店を地図に印をつけながら雑談したのが昨日。
「昨日は結局プアハウスで粗食食べたんです」
「今朝はパーラー江古田で食べました」
「美味しかったし、雰囲気が良かったです」
「ありがとう」
どうやら聞いたところへ素直に行ってみた様子。
そりゃ、共感出来る相手がいた方がいいものね。
「何を食べたの?ああ、あれね~!」なんて他愛ない雑談。
たった数分の雑談で救われる時間があるなら、私が相手でいいなら、明日も来ればいいなと思ってお別れ。
最後のお客様は、若くて美しい奥様。
旦那様の単身赴任がもうすぐ終わるので、連休を江古田で過ごすことになり、遊びに来たのだとか。
「ここにもう一度来たかったから、旦那様がお昼寝したのを見計らって、出てきたんです。方向音痴だからたどり着けるか心配しちゃった(笑)外から記念に画像撮ってもいいですか?」
何年か後に、「ああ、あの時の店がまだある」
なんて懐かしく思い出してもらえるなら嬉しいな。
連休の営業は、暇ぎみではありますが、
この期間しか来れない方もいますから、
やっぱり来年も営業するんだろうなと思った「こどもの日」
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