確定申告の季節

税務署に用があって江古田に来たついでのお客様が増える季節。

開店準備中に税務署への道をお尋ねの方が、せっかくだし中を見たいと言うので商品見ながら雑談が始まり、おばちゃん同士なので盛り上がる。

どなた様も、確定申告は年に1回の苦行となっている模様(笑

日々の入出金を管理されていない方は「そんなの覚えちゃいないわよ」と萎える。細かく管理されている方も、集計が面倒でと萎える。

私はずっと独身のサラリーマン、扶養も無しで、年末調整でメクラ判押し→終了の歳月が長かったせいで、自営業1年目の確定申告はおっかなびっくり。

簿記3級の学校に通ったことがあるので仕訳は何とか分かるものの、その後のもろもろに自信が無かったので青色申告会に入って様子見しました。感想としては、特別細かくチェックされるでもなく、何か…結構簡単なんだなと分かったので、翌年から自分でやっています。

 

もちろん、都度都度分からない事が出てきますので、その時には周りの経営者先輩に聞いたり、商工会議所なら記帳相談(無料)を利用。ストレートに税務署に教えてくださいと行った事もあります。仕訳さえ間違えていなければ、最後に分からないところは大した事ではないので解決も早かった記憶。

 

年に1回の事だから、まあ覚えないですよね。

確定申告は事務作業としての煩わしさだけが身に迫りますが、このめんどくささを手放したければ、全ての出入金を自分以外の誰かに把握してもらい、仕訳てもらえばいいのですよね。税理士さんとか、マイナンバーに様々紐づけて国に管理してもらうとか??

簡単な話ですが、把握してもらう相手にはその報酬を渡さなくちゃいけないです。ただで大変な仕事を請け負ってくれる人は何かよっぽどの事情を抱える人じゃないといないと思います。それとは別で、他人は絶対失敗する、自分の個人情報を悪用する、そんな信用できない他人に大事なお金の流れを把握されるの嫌な人は、どんなに面倒だろうと、自分で頑張って申告するしかないのです(黒笑

昨年度の申告の時に、持続化給付金100万円が課税対象だったせいで、所得税も住民税もギョッとする値上がりっぷりで息が止まるかと思いました。

今でも覚えているのですが、維新の足立議員が「持続化給付金は非課税対象か」という質問をしていたことがわざわざSNSで回ってきて「課税対象です」「非課税じゃなくて課税対象なんですね?」と念押ししているような動画で、あの質問の意味はこれだったのかー!と息が止まりかけながら思いました。

非課税ならバラまいて終わり。好きにお使いなさい。
課税なら、100万のうち一部は所得税として回収するし、所得をベースに計算して国民健康保険料も割り増して請求するから、満額使っちゃうと後で困るよ~というお話だったと、やっと実感できたという(ため息

慌てて税務署や区役所に分納や減免の相談に出掛けまして、その結果、分納は結構簡単に手続きをしてくれると分かりました。

練馬区の場合、減免に応じてくれたのは国民健康保険料だけ。
住民税は生活保護者でなければ減免はあり得ないそうです。

 

元気で、何事も無い時は気にもならない話ですが、働けなくても納税義務があるお金がある事、いくらぐらい掛かるのかなど、若いうちから把握しておいた方がいいですよね(ため息)把握したところで、働きたくてもコロナで働けないなんて事も起こるので、知ったところでどうもならないかもしれませんけどね(大きなため息)

そんな確定申告の時期、でも当店の店頭は平和。
おばちゃん同士の会話は共感しあう事でお互いの健闘をねぎらう感じで笑いしか出ませんから。


確定申告真っ最中で疲れた方、

確定申告出し終わってスッキリされた方、

どちらも気持ちの共有、共感できますので雑談にいらっしゃいませ。