バフンウニのランプシェード

コロナの影響もあり、ご他聞に漏れず、当店も来店数が減っております。消費増税の影響もあるというのに、どうしましょう(苦笑

こんな調子なので、商品仕入れも鈍っておりまして、春の季節モノはうっかりするとすぐに過ぎ去って次へ次へと移るものですから、もう今年は桜ももう終わりみたいですし、どうしようかな…明日明後日の休店日で少し方針考えようかと思います。

 

本日の投稿は、そういう訳で、商品の紹介ではなく、このところ珍しくDIYしていた「ランプシェード」について。

 

台所の照明器具が故障しまして、真っ暗。最初の内は、買うまでのことだからと思っていたのに、また10年ぐらいはお世話になるだろうからと、時間掛けて気に入るものを探すも、予算が折り合わないものばっかりに目が向いてしまいます(身の丈大事

 

結局、検索疲れでどうでも良くなった頃に、近所の雑貨屋仲間のネバーランドで商品を見せてもらっていたら、古そうなランプシェードが出てきて、「こういうのよくあるのよね…個性強くないから何にでも合わせやすいけど、何かこう、茶色いの重たいかな…」と最初は乗り気ではなくて眺めていたんですね。

それが、途中で「バフンウニ」に似ていると認識した途端、バフンウニの外殻のきれいな標本を図鑑で眺めた記憶が蘇って来て、このランプシェードなら作れそうな気になり、購入。

 

心の中のバフンウニは、白っぽい色をしていたので、水性塗料でムラが出るように刷毛塗り。雑に塗るだけなので私にも簡単。

次に、表面に規則的に並ぶ凹凸の陰影を表現したくて、リボンを探しました。最初は、透けるようなオーガンジーリボンを使おうかと思っていたのですが、土台のシェードの素材と並べてみると、弱い。

それで、いろいろ探した結果、家に半反ほど残っていた「さらし」をリボン状に裂いて使ってみたら、あらいい感じ。端がケバケバするように、経糸をピンセットで抜く作業が心頭滅却で座禅効果。

 

出来上がったリボンは、ピンセットを使って、編み込みの隙間に挟み込んでいるだけで、固定はしていないので、ホコリが着いたら外して掃除も楽なはず。裏側から見ても目立たない★

 

日々来店客からコロナの話題を聞いている内に、三密と全く縁のない当店ですが、コロナ疲れしてきてます。

 

コロナから離れて生産的な創作活動。

おかげで少し気持ちが落ち着きました。

趣味と実益。今夜から、台所が華やぎます。良かった。