3つの元号を生きるわたくし

お風呂の電球が切れたので、商店街のお仲間のお店「でんきショップ栄町」へ。球切れした電球を持って「同じものをください」と言うと、今どきはこのタイプの電球は無くて、LEDですよと勧められる。

 

LEDの出始めから試しにと使っていますが、価格が高くても国産ブランドは球切れすることは無いし、海外製よりも安定した品質だなという感想。

 

初期は、既存の器具だとLEDに対応していないから壊れるので、器具を新しくしないとダメと言われていましたが、今どきは「大丈夫だから使って」終わり。

LEDに変えたら、白熱灯40W相当という謳い文句ですが、随分と明るくなりました。何だか、あまりに明るくなって、風呂場なのに裸でいるのが恥ずかしいぐらい(何それw

 

明るくなったおかげで、見たくない現実がよく見えて困ったりして(隅っこのカビとか

 

そういえば、4/1になれば、新元号が発表されるのですよね。
私は昭和生まれだから、2回目の改元で、3つめの元号を生きるんですよね。

特別なタイミングで生まれて生きてきたような気分になります。

私の若い頃はバブルもあったし、ドラマチックな時間を生きている気分になります。

 

私の世代はどちらかといえば上向いた感覚の中で生きてきたと思います。

短いながらも、働けば楽に儲かった時期に若い社会人時代を過ごし、人手不足から若くても大きな仕事にチャレンジさせてもらったし、総合職なんて言い方で女性の社会進出の実績第一号的に扱われたし、遊び含めていろんな体験にお金を使うことを成功事例として肯定された世代だったし。

自分の人生を特別と思いたい中二根性がいまだ残っているもので、つい自分の世代はドラマチックと言いがちなのですが、現実はそうでもないのも知っていますよ。

 

親の世代は高度経済成長。

祖父母の世代は大東亜戦争。

その前の世代は江戸から明治への過渡期を体験。
その前の世代だって、江戸時代は常春の国のように安定していた訳でなし、常に人の命が尽きるまでにはそこそこの事件や問題が起こり、みな心はジェットコースターのような気分を味わいながら、平和と平穏を望んで生きてきたのではないかと妄想いたします。

 

K国やC国といった隣国との緊張含み、経済も波乱含み。

お客様の話を聞けば、会社に学校、隣近所、親戚関係に家族関係など、人間関係も波乱含み。

今の日本はちょっと心の平穏が足りない気がいたします。

 

一部のアベガー!族の方は「安」という字が入るの反対!と、安倍ヘイトで猛反発しているようですが、「安らぎ」「安心」「安全」そういった意味合いの文字として「安」が使われてもいいじゃないかと私は思います。

 

元号が、時代を形作るなんて思っておりませんが、願いや思いは反映される気がしますから。

 

平成と発表された時、何て地味な文字面の元号なんだろうと思いました。その印象はそのまま継続中で、第一印象は間違ってはいなかったなと思っています。私のからみたら、平成は盛り上がりに欠ける「平たい」時代でした。

 

商店街の役員同士で雑談した時に、頭文字AかKかJという候補が出ました。

当たったら、みんなでそれを肴に盛り上がるはず。

次の元号は、今のリアルが不穏さを含んでいればこそ、穏やかで安らかで明るくて温かい、そんな意味合いを象徴するような言葉を当てて欲しいなと切に願います。

うちのお風呂場のLEDのように、新しい明るさはダントツのパワー。あの新しさの力そのものの光を、日本国と国民に示してくれるような、だからといって筋肉馬鹿みたいな無骨は嫌われると思うから、優しくて柔らかい字面も欲しい(わがまま

 

 

愛国心を元に、国民の平和と安全を満たし、他国に対しては毅然とした国であることを意識出来る元号がいいなと思います。

 

そんな思いを抱きつつ、私の予想は「順治」「淳明」頭文字J推しです。