みんなの意識が変われば変わる

江古田駅北口にある3商店街合同でやっている活動があります。

その活動の新年会が今頃開催されまして、みんなの意見を聞く中に、某会長さんがわたくしと全く同じ考えを持っている事が分かりまして、「おお!同志発見!」とこっそり気分が大盛り上がりました。

 

昔々の商店街の存在意義は「百貨店に対抗するための個人商店の団結」「集合することでのスケールメリット」でも、今どきはそういうの、とっくに終わっていると思っています。

 

商店街の平役員をやる前は、中で何をやっているのか見えないこともあって、商店街って何が出来るんだろう?とか商店街の存在意義が知りたくて、一時、関連図書を乱読したことがあります。

 

まあ、あんまり役に立つ本は見つけられなかったのですが、「なぜ、横浜中華街に人が集まるのか/林兼正」が一番腹落ちする内容でした。良書なので、経済活動に興味ある方なら、万人読んでみて欲しい本です。

 

同じリアルな環境を目の前にしていたら、同じ答えにたどり着くことは不思議ではない。


でも、同じ情報を得ていても、同じ結論にたどり着かない場合もある。

 

同じ結論に至っても、行動を共に出来るかはまた別。

 

普通に、「別」はたくさん、山ほど存在するものです。その「別」をかき分けて、今一緒にいて、一緒に語らい、一緒に行動出来る誰かは、マジ大切、重要な仲間だなーと最近思います。

 

「出会いの奇跡」なんて屁みたいなもんだなと、最近のわたくしは思うのです。

 

出会ったその先に、個人の利害を調整して、一緒に○○する相手は、奇跡を越えた、稀少で貴重なつながり。

 

仮に私が言った言葉がきっかけだとして、それを自分なりに真実だと突き詰めたなら、某氏が発見した真実は、私には不可侵の領域です、某氏にとって超真実。

 

似たような考えにたどり着き、さてどうしようかと模索しているなら、一緒に手探りする価値は十分ある。いい企画を、一つでいいから、組み上げられたら、お互いとても気分いいだろうな~と思いました。

 

最近読んだ高橋洋一氏の著書「さらば財務省!」

とても楽しい本でした。

 

この中で、高橋洋一氏は小泉総理や、第一期安倍内閣で果たしたお役目について「コンテンツ・クリエイター」という用語を使っておりました。

カタカナ言葉はわたくしには馴染みませんから、自分なりに意訳すると、「目的に対する効果が見込める企画を立案するアイデアマン」

 

この、型にはめにくい、ある意味雑用係的な働きが、いろんな利害を「横断」出来たなら、大切なおおごとになる気がしております。何か抽象的ですが、年間キーワードとして「横断者」を意識した夜。