誰かのために選ぶ時

何がいいかしら、と言いながら、

もらっても困るものは贈れないし、ねぇ…と続く。

結構耳にする言葉なんです。

普段から行き来があって、会話もする相手なら、

いま興味を持っているものや欲しいものが分かるので、

こんな風にあてどない悩み方にはなりません。

「これだと〇〇な人には向かないと思うし、

こっちのはみんなひとつは持ってるものだからアレだし、

かと言って、ふきんなら絶対使うしいいかなと思うけど

味気ないし…」

聞いていると、ほとんどの方は、

こういう時にネガティブチェックをします。

不思議なことだなと、常々思って見ているわたくし。

 

自分が欲しくて買いに来ている訳ではないから、

積極的になれないのも分かるのですが

眺めているとある言葉が思い起こされました。

 

「アラ探ししていたら、一生結婚できないわよ」

つまり、いいところを見ないと始まらない訳です（笑

 

何かちょうどいい物を、と探しに来て

何か今ひとつダメだわ、なんて悩み方は

あまり得策ではないですよね。

 

それで、私は一通りお話を聞いた後は、

お客様が贈る相手へ話しやすいような

商品のいいところをお伝えしてみます。

 

これで決まる方、多いんですよ。

だから、これからは、

いいところ探しをしながら、選んでみて下さい。

 

もの凄く早く決まると思います。

 

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たとえば、うちの変哲ない蚊帳ふきん。

見た目の派手さはありませんが、

使ってみたらきっと分かってもらえる、

＝分かり易いいいところがある商品なんです。

 

そういう、使って分かる経験型の商品は

実は扱っていると分かってもらいにくくて

説明にとっても時間がかかるし、使用経験が無い方には

結局響かずに終わることだって多々あります。

 

店主の存在価値は、そのいいところを伝えるためだけ。

 

だから、環に来たら、店主に話しかけて下さいね。