カンボジア舞踊の夕べ

本日参加した「カンボジア舞踊の夕べ」は

江古田の歯医者さん「沼口歯科医院」が参加している

NPOのチャリティーイベント。


NPOカムカムクメール


もらったチラシの裏側を読むと、

「歯科医と歯科衛生士を中心とした団体で、

年2回カンボジアで幼稚園、小学校、孤児施設、

保育者養成校、小中学校教員養成校などで

治療ではなく健康教育を主体の活動を実施」

とあります。


カンボジアは子ども達に虫歯が多く、

50年前の日本と同じ状態なんだとか。


私はアラフィフですが、自分の子ども時代を思えば、

確かに虫歯で茶色い味噌っ歯な子どもが多かった(笑
虫歯になっちゃっているのに、歯磨きを忘れるなど、

予防に関する観念が育っていなかったなと思います。


カンボジアは、25年前まで内戦状態。
ポル・ポト政権、虐殺、難民、

そんな単語がテレビで流れていたなと

記憶しております。

いつ終わるか見えない泥沼のような

そんな戦争状態だったと記憶しております。

冷戦の煽りを受けた東南アジアの戦争は

どこも悲惨だったと記憶しております。


25年だと、終戦後に生まれた子が

ようやく大人になった頃。


人材が育っていないこともあるし、

モノも充実していないこともあるし、

何もかもに手が回らないのも簡単に想像出来ます。


カンボジアでは、感染症対策が優先されていて、

(直接的な死亡原因が感染症なんでしょうね)

まだ予防まで手が回ってないそうです。


分かっているけど、手が回らない。

カンボジアの為政者達も切なかろうと思います。


NPOでは、現地に歯ブラシなど寄付しながら

手洗い、歯磨きの指導をしているのだとか。
スライドで見た画像に、たくさんの子ども達が

笑顔で真似てるところが写っていて、微笑ましかったです。


カンボジアの日本語を学ぶ学生に、

通訳&活動協力してもらう、そんな活動の輪が

広がっているというのも、嬉しい話題でした。

こんな風に、活動している方達がいること、

知ることが出来て良かったなと思います。

直接的な支援が出来る/出来ないはありますが

文化交流という点では、何かしらご協力出来るネタが

あるかもしれませんしね。


(出来ることから始め、続けられるだけ続ける、

そんな緩さが私のボランティア哲学ですから)


留学生の方の話では、

カンボジア人の知っている日本は「味の素」程度。

ほぼ姿の見えない無色透明な国のようです(笑

私にとっても、カンボジアは国の名前ぐらいの

無色透明でしたから、おあいこ。


今日がきっかけで、

もっと姿が見えるようになるはずです。

最後に、伊東久里寿那さんのカンボジア舞踊、

とても美しかったです。動きに意味が込められた踊りで

神様に捧げる舞でもあるとか。

ゆったりした動きに魅せられていたら

肩こりが吹っ飛んでおりました。

本当に、癒やされてしまった!

コメント: 0 (ディスカッションは終了しました。)
    まだコメントはありません。