洗濯バサミ

「ここになら、あると思って来たのに・・・」
そう言われることが、たまにあります。
この洗濯バサミもそのひとつ。

そのお客様は、樹脂製の洗濯バサミが紫外線による劣化で、ある時が来るとボロボロと割れてダメになるのが嫌なのだとか。

店主も、思い当たる出来事。
どれもこれも、同じタイミングで割れていくのが、却って面白いほど。外で使うと、紫外線のせいで、樹脂の劣化は早いですからね。

「昔あったような、アルミの洗濯バサミが欲しくて、ここにならあると思ってきたのに」と言われて、そういう実用的な小道具なら、店主も仕入れたいと心が動きました。

いくつか形状がある中で、あまり力を入れなくてもバネが開くものを選びました。

アルミが光に反射してキラキラ。樹脂製の洗濯バサミの安っぽいパステルカラーと比べると、美しいじゃありませんか。

このままだとすぐ使えないので、頭の穴に麻ひもを通す内職中。
ちまちまやっております。我ながら日本人的な発想の手当。

ひと通り通し終えたら、自宅用に少し持って帰ろうと思います。小売店をやっているオレ得。

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