窯元探し

東京ドームで開催中のテーブルウェア・フェスティバルへ。

漆が好きで、陶磁器にあまり興味の無いわたくし。

非常に偏った趣味なんです。

器が好きという訳でもないので、

一括りで分かりやすく説明できないせいで、

自分でもたまに困ります。

おかげで、環は器屋になりきれない品揃え。 

ひとつひとつの商品は、「このサイズ」「こんな感じのが欲しかった!」と、ピンポイントなニーズ対応になっておりまして、お買い上げくださるお客様は、運命の出会いに満面の笑みですから、売っている方は満足感があるのですが、いかんせん「コーディネート」出来ないのが気になり続けておりました。

 

漆器だけで何から何まで、というのもありでしょうけど、私の日常では現実的では無いので、ゴリ押しで勧める気がナッシング。やっぱり、陶磁器も必要だなと思う訳です。それで、どこかうちで扱っている漆器と喧嘩しない素敵な窯元はないかしらと、探して続けておりました。

私は「土の温かさ」なんて枕詞がつくような、
厚ぼったい陶器は重くて嫌い。

 

どちらかと言えば、磁器が好きで、

九谷や有田、鍋島焼が展示されていると、

好んで見に行きます。

でも、私が思う普段使いの漆器には、絵付けの華やかさがミスマッチに思えるので、これじゃないんだろうなと思って探しておりました。

 

昨年、ここかな?と思って見ていた窯元があったのですが、結局気持ちが定まらず、更にあれこれ見ながら1年かけて、やっぱりここの器がいいなと気持ちが決まって、本日商談兼ねて会いに行きました。

 

非常に小回りをきかせてくれる社長さんで、私の妙な別注依頼が製品化しそうです。あら、嬉しい。

来月から、環は少しだけ、器増えます。