敬老の日の贈り物は

【敬老の日】の贈り物を探しに、
ご来店されるお客様が増えて参りました。

お客様の話を聞いていると、何を贈ると喜んでもらえるのか分からず、悩まれているご様子。

何しろ、先々を思って「身辺整理」「持ち物を処分」しなくちゃと思っているお年頃なので、「欲しいものはないの?」と聞いても「いるものは何でも持っているし困ってないわよ、ありがとう」と返ってくるようですね。

この言葉を言われてしまうと、「いらないんだ…」と拒絶された気分になり落ち込む方もいるようですが、ちょっと脳内変換してみることをおすすめいたします。

生きている限りは、日用品は必要です。
普段その方が使っているものは、いつか代わりが必要になります。今使っていないものは、生活習慣的に不要なものかもしれないので、選択肢から外した方が安全かもしれません。

「今いらない」は「一生いらない」訳ではないので、そのように脳内変換をどうぞ。

もうひとつ。
その贈り物をどうしようかと悩む時間は、相手を思う時間でもあります。悩むのがいとわしいと思わず、楽しんで悩んで下さいませ。

環でも、【敬老の日】におすすめできるお品がございます。迷った時は、店主と雑談しながら、ご検討いただけたらと思います。


※ご来店が叶わない方は通販ページをご利用下さい

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幾つか、ご参考までに。

【衣類などを贈ろうと思っている方へ】
 もうおしゃれする年じゃないから、何もいらない…なんて
 いう言葉を鵜呑みにせず、年相応よりちょっと派手なものを
 選ぶとよろしいかと思います。

 誰だって、いつまでも美しく、かっこ良くありたいもの。
「娘や息子から贈られたからね」という理由が出来るだけで、
 ちょっと派手でも身につけるハードルが下がり、
 ひと時楽しんでもらえるはず。

 肌着など、実用的なものを贈られる時は、
 肌触りの柔らかいもの、軽くて暖かいものを
 選ばれるとよろしいかと思います。
 材質を文字で確認するだけでなく、必ず触れてみて
 選んでいただけたらと思います。

 女性へのバッグは、普段使い用を贈るなら、
 重くない布製のものがよいと思います。

【器を贈ろうと思っている方へ】
 お茶碗でさえ、重たいのをは嫌うお年頃なので、
 軽い木の器、漆の器がおすすめです。
 これから冬になると、手触りが冷たいものも嫌がる方が多いです。 (冷えに対して敏感な方が多いような気がします)

 長寿を願い、元気に食べられますようにと
 「箸」を贈る方もいらっしゃいます。
 同じように、漆のスプーンもおすすめです。
 持っていない方もいまだ多いのが木のスプーン。
 金気のものは味が変わる、嫌な感覚がするようになる方も
 いらっしゃいます。

【言葉を贈りましょう!】
 普段は言えない感謝の気持ちを、文字に変えて贈るのも
 よろしいかと思います。

 いざとなると照れて言えない言葉こそ、飲み込まず、
 伝えるべき意味の深い言葉。
 
 あの時に言えばよかったと悔いることの無いよう
 くちにするのが恥ずかしいなら、文字にしたためて
 贈りましょう。