母の日

先日、友人との雑談でハッとしたことがあります。

店主、仕事にあくせくしていたら、婚期を逃し独身。何故か、周りの友達にも独身が多いです。それぞれ楽しく生きておりますが、いいことも悪いことも自分一人の責任なので、自由が多いと思えば自由だし、しんどいと思えばしんどい感じ。

そんな友人の一人と雑談で、「会社の後輩が30代突入した途端、仕事はほどほどで婚活優先したい」と言い出したという話になりました。

 

後輩女性は、【みんなするもので行き遅れることは女性として魅力が無い証拠】という考えや、【誰かに支えてもらって甘えたい】という心が先立っているようで、具体性がないことを思い悩んで焦っては、仕事にも悪影響を及ぼしている、というような話でした。

私も友人も、この人となら結婚したいという相手と出会わなかったから結婚しなかった結果、婚期を逃しましたが、結婚した周囲を見ていれば、【結婚すれば=幸せではない】ことぐらい分かります。

結婚は単なる通過点で、その先の長い人生が広がっており、家族が増えるほどに、波瀾万丈っぷりは人数分、2乗3乗と乗算され、息つく暇もないほどです。

いま、私は自分の人生ひとつ背負ってるだけでも、たまに息切れしては親に甘えてしまうことが多々あります。

自分で自分の人生を持て余して、ヤケになったりもします。世の中には、堕落したり自殺したり、自分の人生さえ背負い切れずに終わる方もいます。

母は(父もですが)、私という子どもの人生を、投げ出すことなく、ずっと背負って来てくれたんだなと思ったら、息が詰まるような感覚が押し寄せます。

感謝と感動。

当たり前のように「親は子を育てる」と言いますが、簡単なことじゃないですよね。40半ばでようやく実感を伴い、母の愛、親のありがたさを感じる今日この頃です。

おかん、ありがとう。

 

私が私らしく、試行錯誤を忘れず、創造的に生きていけるように育ててくれてありがとう。不自由や理不尽もあるけれど、それでも楽しく生きる心の持ち方を教えてくれて、ありがとう。自分以外の人を、大事に思う気持ちを教えてくれて、ありがとう。