茶の湯の心

お店で出している飲み物。

 

商品の漆のカップを使って、夏は冷たい飲み物、

冬は暖かい飲み物。最近は取り扱っている紅茶。

 

このお茶出しには2つの意図があります。

ひとつは、漆のカップ/木のカップを使って飲み物を飲む体験をして欲しいということ。お椀でお味噌汁を飲む人は多いですが、湯のみやコーヒーカップはセトモノの方が多いですよね。

木の器/漆のカップで飲むとこんなに軽くて、木が断熱してくれるから手に優しく、口当たりがいい、更に手に触れるすべすべした感触も気持ちいい…と知って欲しいので、お茶出ししています。

 

もうひとつ、うちで取扱っている紅茶は、本当に美味しいのです!「SATO'S TEA 」はあんまり知られていないブランドですが、嫌な渋みがなくて飲みやすい紅茶。これを試飲していただいて、知っていただきたいなと思ってお茶出ししております。

お茶を差し出すと一瞬戸惑う方もいらっしゃいます。でも温かくて美味しい飲み物をひと口飲むと、ホッとした表情をされるのでこちらも良かったなと思います。

 

今日は、漆好きな女性と「親から譲り受けた漆器の価値を若い時分は分からなかったけれど、使うようになり良さが分かるようになり、感謝している」という話題になりました。

そういう思い出話を含め、普段あまり言う機会のない考えや思いを、思いついたように語る方と話していると、私の中にも同じような思いがあったなと発見出来たり、新しい知識をいただいたり、とても有意義なのです。

茶の湯のこころ。
儀式的な作法も何もありませんが、もてなしの心が通じれば、心と心の交流が始まるものなんだなと思います。そんな素地が、日本人の心には備わっているように思います。

件の女性とは、漆器の話から段々話題が転がって、お香の話になり、挙句どこへ行けば○○の直営店があるなど、地図を印刷して差し上げたり大盛り上がり。

儲けとは直結しませんが、心の豊かさをいただけるので、当面お茶出しは止める気になれません(笑

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