加賀水引 のし袋、金封

水引の由来を紐解くと、びっくりするネタが。

ウィキペディアによると「日明貿易の際に、明からの品物全てに赤と白の縄が縛り付けられているのを見て、贈答用に使う習慣と誤解し、倣って今に至る」とあります。明は、輸出品を区別するために赤と白の縄を使っていただけだとか。

 

現在まで、連綿と水引文化は続いてますが、
誤解が始まりだなんて、面白い話です。

 

その誤解が、時を超えて進化したのが加賀の水引。
加賀の水引は意外と最近のもので、大正の頃に始まったものだとか。

 

それまで、折り目正しくピシっと平面的に作られていた水引細工。

そのきっちりなところが売りだったため、歪み=不良と判別され勝ちで、単純な形でも難易度が高かったのでしょうね。

加賀の水引は立体的な造形が特徴。
平面的な歪みというネガティブを横に置いて、別な視点でモノづくりを考えてみた、そんな感じ。元が立体なら、平面の折り目正しさは別次元のお話になりますものね。結構大胆な発想です。

水引の結ぶ形は、縁をつなぐという意味合いも込められていると思います。


手漉きの和紙に絹巻きした加賀の水引は、色つやが穏やかな発色です。上品なのに、華やか。触れてみると、その柔らかな感触がまた、上質な手触り。

結婚式や出産祝い、受賞のお祝い、開業のお祝い、などなど。
のし袋が登場する場面は、その方にとって、人生で一番うれしい出来事の場面。

「あなたを心から大切に思い、お祝いいたします。」と、

気持ちを視覚的に表現する、それが、のし袋のお役目だと思うのです。

世の作法は、〇〇なら1万、〇〇なら3万、と祝い事の内容と金額をひも付けた目安を作り、それを見て、習わしだからと包む方も多いかと思います。でも「気持ちは100万でも1000万でも差し上げたいんだけど、そんなに無いのよね…」というハート重視の作法事例って、あまり見かけませんよね。

金券ババンと枚数はるだけが気持ちの表現ではございませんよ。
のし袋の姿から、お祝いの気持ちをお伝えするという表現方法もありだと思うのです。

派手すぎず。

安っぽくなく。
上品で華やか。

加賀の水引は、そういうあなたの気持ちに沿った造形だと思います。

あなたの気持ち、届きますように。


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