粉唐辛子

先日、友人と食事がてら、随分足が遠のいていた新大久保界隈。改札出て右側へ歩きながら「この線路沿いの道が着工した頃から来てない」と思い出を語り合う。多分10年ぐらい来てなかったふたり。

コロナもあって、韓流スキーも少なめ。

どこもかしこも思ったより人が少な目で歩きやすい。

昼時のレストランはどこも空いているので、目に留まったお店に入ってご飯。店員さんも少ない相手の接客だから、ゆったりめで、こちらものんびり。

 

江古田辺りは住宅街で、住んでいる住民相手のお商売。まん防が明けたところで、いつもと変わり映えしない人通りだと思っていましたが、繁華街も似たような調子みたいです。

 

繁華街へ出掛けて楽しむ人が多いと、住宅地の商店街からは客が居なくなると「昔は」思っていました。

 

「今は」繁華街や観光地がにぎわうのは、世の中のマインドセットが外向きか、楽しんでいるか、幸せか、それが見える窓に思えます。繁華街がにぎわう時は、地元の商店街も人の往来が活発で、にぎわうものです。だから、新大久保界隈が空いているのは、まだ自粛モードなのか、それとも気持ちに遊ぶほどの余裕が無いのか…

お料理美味しいね、と笑い合いながら、客単価の低いランチタイムでお客が10名未満の1回転で厨房とフロアで従業員4名ぐらい?そんなで持つのかいな?でも10年以上前からある店だもんな~と採算をお見積り。どちら様も厳しい経営状態が透けて見える。

私なりに、人々が心から開放的になるにはまだ時間がかかるなと受け止め。

 

遊びに来たのにつまんないこと考えるのよそうと気を取り直し、本日のメインイベントは韓国と中華の食材屋で爆買い。韓国食材屋では味噌などジャン系の重たい調味料を、中華食材では乾物や雑穀米に混ぜたい穀物を。荷物が重くて宅配便で送りたくなるほど買いまくりました。


今回、購入した中で、一番買って良かったと思ったものが「粉唐辛子」

甘味も感じる辛さで、旨味も感じます。

粉になっているのでタレに混ぜて肉に塗り込んだり、扱いも便利。

味噌汁にちょっと入れると、コクが出る気もします。

韓国料理は珍しくもないほど食べているのに、自分で粉唐辛子を使ってみようという発想にならなかったのが悔やまれるほど粉唐辛子は便利で美味しい。

 

 

粉唐辛子の赤い色。

体に入れると少し体温上がるような、元気が出る気がします。

しばらくは試して試して、研究。
買った分量が無くなってまた買いに行く頃には、新大久保の人出が元に戻り、江古田もそこそこにぎわうといいな…なんて。