商店街活動は環境保全に似ていて、無くなってから惜しんでも、元に戻らないからね

連続ツイートのまとめです。

 

雨の日の江古田タイムはのんびり遅め、遅刻開店いたしました。通りを歩く人もまばら。昨夜のナイトバザールで疲れ果てた商店街の古株のお店はあらかたお休み。コスモナイトとうちは営業しておりますYO!

江古田ゆうゆうロードのナイトバザールは奇数月開催で125回を数える土着有名イベント。元々は、お商売やってると自分の子どもをどこにも連れて行けない自営業、親同士が集まり、自分の子どもを楽しませるためにイベント開催したのが始まり。ついでに地元のお友達も楽しんで!という精神。採算性ゼロ

 

店主、ゆうゆうロードの商店街役員やってますが、ほんとに採算性ゼロで初めの頃は理解不能でした。だってナイトバザールの日は通りを流し歩く人は多いが店内に入る人は激減し売り上げさえも無い日になります。本当に、本当に、どの店も売り上げ無いです。日銭稼いでる店が売り上げ捨てる大変さ!

 

この大変さは儲からない自営業をやってる方にしか共感得られないはず(苦笑)これを続ける訳は、小さな個人商店を使ってくれる地元の皆さんへの感謝だけ。この日ぐらいは、子どもを適当に遊ばせて、出店で買い食いOKで、お母さんは帰ってご飯の支度をしなくてもいいようにと企画構成をしております。

 

そして、こいうイベントを実行する裏目的は、何かが起きた時の一致団結、チームワークの育成もあって、江古田ゆうゆうロードは防災関係、いざという時に右往左往しないようにと、活動をともにしております。最初は採算性の無さに驚きましたが、今は人儲けしてるから納得して参加しております。

 

商店街活動って、自分の店の売り上げに関わらないから入っても無駄という経営者がおりますが、ちょっと違うと思うんですよね。そもそも商店街に出店したのは、ここが賑やかで人通りがあり、商売機会が多そうだと判断してのことではないでしょうか?その「環境」を作ってきたのが「商店街」の活動。

 

商店街会費の使い道の多くは「街路灯メンテナンス」「防災設備メンテナンス」「防犯設備メンテナンス」「路面補修」みたいな辺り。それでも「オレの店は関係ない」というならば、ジワッと人間性を見られて、他の経営者から引かれる→何も悪さはしませんが、いいこともしてくれません→孤独は損だよ

 

商店街のお客様は「うちの店「だけ」のお客様だし~」と勘違いしちゃいけません。お客様は、あっちの店、こっちの店のお客様ですから、全体で「この商店街のお店の商品サービスはホッとするな」と作っている「環境」なのだと思います。だから、商店街の活動は、採算性ゼロだけど、種まきと一緒と思う

残念ながら、全国的に見たら、江古田ゆうゆうロードほど活動が活発な商店街は少ないでしょう。江古田は比較的どこの商店街も頑張ってるエリアです。だから江古田へ来たら、小さいお店だけど何か素敵、とっても美味しいが揃っている魅力的な街。

 

長くなりました、結論は「江古田に来てね!」です★