過去形のつぶやき

2月はお商売が今ひとつな月なので、裏方仕事が捗りそうなものですが、アレ・コレ・ソレと切りがないせいで、片付いても次が湧いてきて、スッキリしない毎日です。

委託販売の申し込みをいただいた方の商品も何とかしなくては…

年を取ったせいか、同時進行が出来なくなっておりますから、指折り数えるタスクが片手を越えてしまうと、気持ちがキューっとなってきます。

今、キュー✕3乗ぐらいのキューキュー中。

そんな時に、通販で不手際が発生でしょんぼり。


反省しつつ、サラリーマン時代にこんな調子だったなーと思い出しては嫌な気分。サラリーマンならば、会社に必要な仕事は、好きも嫌いもなく、やらなくてはいけない。

ひとり個人商店のわたくしは、嫌ならやらないでいい、自由な身分。
事業はやりたくてやっている訳で、本来嫌は無い「はず」

なのに、おかしいな、何だか焦っておりまする。

でも、仕事って準備が9割で、楽しいのは残りの1割あればいい方かなと、経験的に感じているので、今は9割の準備期間、準備作業だから、やらねば、やらねばのネバネバで身動き取れない気分になっているのは、普通、自然なことかいな、とも思い直してみたり。

強風で人類が滅亡している店内で、パソコンから流れて来るrdikoから映画の紹介かなにかで「オレの世代は苦労した、若いお前らも苦労しないと」みたいな言葉が流れて来まして『おお、それタイムリー』と思ったわたくし。

サラリーマン時代に染み込んでしまった、仕事に関する概念、ルールとかやり方とか、私の中には「よろしくない」古いものがあるのですよ。

それが「100%楽しい、100%楽ちん、わーい、わーい!」という方向へ行くのを、自動的に邪魔する時があるようです。

以前のお前はたくさん苦労してようやくお給料もらってたじゃないか。みたいな。

思い出すと、サラリーマンの頃って、お給料もらうよりも、今この嫌で仕方ない案件が終わる方が大事と、本末転倒な事をぐるぐる24時間考えていた時だってありましたから…(バカっぽいでしょ


ちょっと手を止めて自問自答。「やっつけなくちゃいけない量が多いせいで繰り返すのが嫌なら、一旦これ置いといて別なことする?」「難しいことは何もしてないけど嫌なの?」「そんなに嫌だと思うようなことしてる?」

大本はうっすら気がついてるんですが、自分ひとりで全てやらなくちゃいけないことに息苦しさを感じてるんだろうな…ひとりって、いい時は自由でとてもいいけれど、こういう時に孤独ですねぇ(苦笑

こういう時は「やればすぐ終わる、やらなきゃいつまでもこのぐずぐずを心に抱え続けるだけだぞ」と声に出してつぶやいてみます。


お客様から教えられたのですが、過去形で声に出して言うのもいいそうです。「やり始めたら、意外と簡単にできて、あっという間に終わりました」あっという間に終わりました、あっという間に終わりました、と呟きつつのこの投稿←つまり、ほんとにやらなくちゃいけない仕事はこれからやっつける★