世のため人のため

昨日は、区の健康診断の日。

去年嫌な思いをしたのと、忙しかったのとで、

受けておりませんでしたから、受けられる項目は

全部受けることにした今年。


健康は、自分のためだけではないと思っています。


若い時は自分のことしか考えていませんでした。
自分が病気や怪我をすることが考えられませんでした。


今は、調子が悪くなることもあるし、

自分が気をつけてももらい事故もあるしと、

可能性をいろいろ考えるようになり、

何かあったら離れて暮らす私のために、

親兄弟も動かなくちゃいけないとなれば

迷惑をかけるだろうし、保険を始め、

社会的への負担なども当然生じる。


自分が健康であることは

「世のため人のため」になる素晴らしいこと。


と、分かっちゃいるけれどなかなか改善しないのが肥満。
健康診断でいつも不愉快なのが、問診のお医者さんがお爺先生で、

大概「太り過ぎだからダメだダメだ」と

分かりきったことを言われてへこみます。

20代後半に慢性疲労症候群で休職した際に、

痩せすぎを心配した母の勧めに従って、

食べたくないのに無理して食べた3ヶ月。


その時に10キロ太って以来、

次は中国で5キロ、

個人商店を始めて5キロ、

着々と人生の節目に太ってきたわたくし。

まだ結婚するかもしれないお年頃には、

周りの親切な方から、痩せてきれいになれば

すぐに相手が見つかるなんて言われると、

今の太った私じゃ幸せになれないと言われているようで、

天邪鬼的拒絶反応がトゲトゲしたものです。

自分の容姿に強い劣等感を持ち続けて育ってきたし、

今だって劣等感の塊だから、太っている自分が

全面的にいいとは思っていません。


痩せたくて努力しているつもりで痩せられない自分に

劣等感を上塗りし続けてアラフィフまで来てますから

相当降り積もっているんですよね。


そこを、お爺先生はドストライク直球でダメ出しするので

そうとうに凹みました(呪い殺したい勢いでした…苦笑


で、沈みがちな気持ちでレントゲンの部屋へ。


すると、レントゲン技師の方が見当たらず、

ひとまず部屋の真ん中へ進むと、後ろから声。

「残念。そっちじゃないです、こちらへどうぞ」


振り返ると、今どきのカッコイイ若者、かつ、

私のもの凄く好きなタイプのレントゲン技師、登場♡

掛ける言葉や声から姿形、全部素敵でした♡

さっきまでの嫌な気持ちが払拭されて、急浮上。


ああそうか、と思ったのですが、問診の先生は、

女性が「きゃっ!」と照れるぐらいの

イケメン集めた方が、効果があるように思います。


「もうちょっと痩せたら、あなたはうんときれいになるから…

来年は〇〇キロになった〇〇さんに会いたいな」って言われたら、

あたし、頑張る!って思うはず(笑

そう思うと、若い子がチャラチャラとカッコばかり気にして…

なんて言ってないで、少しでも美しくなるため化粧を頑張るとか

カッコよくなるために洋服を選ぶとか、そんなことでさえ、

巡り巡って「世のため人のため」になるんだなと発見。

自分を大事にすること、手当して心地よくしてあげること、

それが=世のため人のためになるんだったら、毎日出来ますよね。

そう思って、今日から夜は具だくさんお味噌汁にとどめ

次の朝まで12時間食べない時間をキープするダイエット始めようと思います。