NARUTO72巻

NARUTO72巻、とうとう最終巻。
店主、47歳ですが、漫画は今でも読みます。

弟がいたもので、高校の頃から少年ジャンプ系の漫画は好き。「友情」「努力」「勝利」で最後は温かい気分、嬉し気分、楽しい気分、爽やかな気分・・・いろんないい気分になれる漫画が読めたので、少女漫画のウジウジした恋話系があまり好きではなかった私には、合っていたのでしょう。

私の起業に至るところどころに、NARUTOの存在があったもので、感慨ひとしお。

最初は、仕事先で出会う中国人に聞かれて、存在を知りました。やはり社会人になったら、漫画を読む暇も無かったもので、何故こんなに「鳴人(中国でのナルト表記)」にひかれる人が多いのかと気になって読み始め、ドハマりしちゃった訳です。

青春漫画系でもありますから、登場人物がやたらと多い。自分や誰かにもある性格や人間性が表現されていて、投影して見てしまう。のめり込んでしまう、繰り返し。

世界平和へのヒントが込められているし、岸本先生の設定は、至る所に意味が込められてて、そういうことか!と後になって分かったり。


私はNARUTOの存在を最初に認めて
家族の愛を分けてくれた、イルカ先生が好き。
凡人で、技量もそこそこ。普通の人。
だけど温かい心の人。帰る場所みたいな人。

一方で、大事な人をことごとく亡くし、
自分がもっと何か出来たはず、何も出来なかったと
後悔と無力感を心に抱いて、誰もが憧れるNo.1
トップクラスの忍者、カカシ先生も好き。

私だっていつかは、という想いを何年も掛けて
達成していくサクラちゃんや、
自分を信じて地道に愚直に精進し、
プラトニックな愛でナルトを包むヒナタも好き。

どのキャラも、何かしら、誰かしらに似ていて、
大好きだった。

帰ってから読もう。
絶対、泣くから、今は開けない。。。