忘年会

今日は東京にいる高校の同窓生と忘年会。

名付けて、「The・蟹部会」。

会場は福井の郷土料理が食べられる神楽坂の九頭龍蕎麦。

上段:蒸したかに。酒蒸しなのか、味の濃い甘みのあるセイコでした。(※福井だとメスのセイコガニを良く食べます。内子(卵)がホクホクして美味しいし、かに味噌も味わえるし、殻が柔らかいから足も食べやすいです。画像はセイコ。)

 

下段左:日本酒漬けしたかに。韓国のケジャンの日本版みたい。

    トロリとした口触りに深い深いコクのある味わいでした。

下段右:福井の人は油揚げが大好き。谷口屋の油揚げふわふわ。


私は青森生まれで福井育ちなので二つのふるさとを持ちます。

 

実はそれほど高校時代の方とは仲良しという訳ではありません。名前も思い出せないし、顔だって覚えが無い方もいます。何しろ、高校はハードな受験校で、楽しくなかったせいか、思い出がない・・・というか覚えてないぐらい印象的なことが無い学校生活でした。

今年5月に、卒業以来初めてのOB会に出席して、初めましての状態で皆さんと席を並べて会話したのですが、皆さんそれぞれ社会人が長くなれば立派な大人になりますから、そういう点で、一緒にいて居心地の良い大人集団だったのです。

今回は少人数での集まりということで、みんなとゆっくり話が出来るだろうなと思って参加。でも・・・「蟹」ってところがみそで、料理が登場すればワーキャー盛り上がってしまい、語り合うところに至らず。(隣の席の、中学からの同窓生と長く話が出来て良かったです)

 

そんな中、いくつか面白い話題も出ました。

 

参加者Mさんの話では、彼女のお父さんが小学生の頃は、学校帰りに茹で蟹を買い、道々食べながら帰宅したものだそうです。昔の福井の蟹は、駄菓子並みの扱いだったようで驚き。

 

B君が「家では蟹は滅多に出んかった」というのも「え!?」という驚きがありました。福井の人なら毎年冬になれば蟹を食べると店主は信じていたので。地元民とはいえ、先入観で誤解が多いのかもしれません。

運試し的な余興も楽しかったです。

 

幹事が甲殻アレルギーでかにが食べられないというので、幹事の分をみんなでくじ引き。わたくし見事に引き当てまして、かに2杯分の幸せ。ラッキーブラボーです。

私には、人からもらったものは半分この自分ルールがありまして、隣の方と半分こ。分けることで、自分以外の人も楽しめるし、ラッキーの波紋が広がり、更に誰かを幸せにすると信じているのです。

B君ともそもそ「美味しいね~」と食べたのですが、中学高校の頃ならB君とこんな風にしみじみすることも無かったなと思うと、暖かい感じが心地よくて、今日は参加して良かったな~とほっこり。

周囲が慌ただしい雰囲気でしたが、
それが年末風情で楽しかったかも。
みんな、お勤めされてる方ですから
私もお勤め時代の年末風情を少し分けてもらった感覚。
懐かしかったです。

おみやげにもらったチョコレート。

もうじき、クリスマス。

年内も残すところ10日あまり。早い早い。

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コメント: 2
  • #1

    マダム珍味 (木曜日, 19 12月 2013 21:44)

    こちらのお店、調べたらランチもやってるんですね。
    しかもそんなに高くない。
    覚えておきます。

    同窓会でのエピソード、興味深いです。
    私もあちこちから同窓会のお誘いがあるのですが
    もし参加することがあったら
    お互い成長したから分かる
    新鮮な発見があるといいなあと思います。

  • #2

    店主 (金曜日, 20 12月 2013 00:27)

    ランチなら「おろし蕎麦」と「ソースかつ丼」食べて下さい。福井県民のソウルフード。

    同窓会は、会わずにいた過去を埋めることをせず、最近どう?的な話題で盛り上がれると、明るい楽しい雰囲気を楽しめると思います。「実はあの時○○だった」みたいな時効ネタが出たりするから、思い出話も悪くはないのですよね~(行くならぜひ楽しんで下さい!