世界らん展日本大賞2013

定休日。

大好きな蘭の花を眺めに東京ドームへ出掛けました。以前かららん展は知っていたのですが、行くのは今回が初めてです。

 

私が好きなのはノビル系のデンドロビウム。

勤めていた会社を退職するにあたり後輩が選んで贈ってくれた花がオレンジ色の「スターダスト・ファイヤーバード」という可憐な蘭でした。それがきっかけで蘭が大好きになりました。

 

蘭を育てるのは難しいという先入観が勝つので、これまでも『私には手に入れられないもの』として遠ざけていたと思います。

 

今は、そんな自己制限を取っ払い、好きなものは好きと素直に言うことが楽しいです。枯らしたこともありますが、おっかなびっくりでも育ててみて、花だけではなく、葉の色や根の形を眺めて楽しむ新しい楽しみ方にも気がつけました。

 

人生、食わず嫌いは無い方が楽しめます。

この黄色い蘭が、私には笑っているようにしか見えなくて、鉢にたくさん並んで咲いている様子は、温泉で湯船につかるオジサン達のイメージ。そんな妄想をしている自分が楽しくて、ひとりで笑っておりました。

わ~素敵!美しい!いい香り!と感動しては画像撮影してきたのですが、見直すと肉眼で見た美しさに及ばない画像ばかり。

 

自分の目や感覚で体感して感動したことは、機械では再生しきれないんだなと思います。機械は感動フィルターがついていませんからね。

 

途中、蘭の育て方をアドバイスしてくれるヘルプデスクに立ち寄り、店にある「玉金剛(富貴蘭)」の育て方と肥料の与え方について教えてもらいました。カイガラムシの対処法も教えていただけましたから、明日からちょっといたわりモードでお世話したいと思います。

 

アドバイザーの蘭園の方に、「名護蘭が好きで枯らしてしまったから今日ひと鉢買いたいと思って」ともらすと「あ~、まずその玉金剛を元気にしてからの話ですね。名護蘭は野草種だから、今のあなたじゃまたダメにしそうですから(笑」

言われちゃった。。。とほほ。 

でも、近所のお花屋さんではどうしても買えないものですから、ひと株買ってきてしまいました。花芽がひとつついています。咲いたら、良い匂いがほのかに香る花なので、今からとても楽しみです。