映画「君の名は。」

先日の定休日に見てきたアニメ映画。

見た後に、幸せな気分になり、一緒に見た友達との会話が盛り上がりました。

予告動画を見ている+「君の名は」という昔のドラマを知っているせいで、「運命のいたずら、すれ違い、若い恋」というキーワードでフィルターが掛かって、最初のシーンでもう涙が浮かんじゃう人がいるようで、隣近所で涙を押さえる方が多数。

 

音楽PVのような、音楽と映像とストーリーが一致するような演出が、心地良かったです。シンクロして感情を高ぶらせる感じで、涙もよく出たような、、、(苦笑

店主、おばちゃんですからね。
相当生臭くリアリティを追求しちゃうところもありますから、いきなり体が入れ替わって、それも異性で、かつ処女童貞が、その現実を「ちょっと遅刻程度」で乗り越えてしまうぐらいの逡巡で済むのは「無いわ!無い!無い!」と思いつつ、テンポの良さで流されてのめり込む感じ。

 

自分も、厨二的なお年頃に、自分の人生が辛くて、誰かの人生を生きてみたいと、王子様がやってくる運命の赤い糸系の妄想に浸ったり、超人ロックみたいな物凄い力を持っていて、いざとなったら能力解放で嫌な奴殲滅系の妄想に浸ったことがありますから、そこはご都合主義で。。。

途中、3.11を暗喩するようなシーン、人間がどうにもできない現実や、簡単に死んで無くなる命の儚さみたいなものを、つきつけられたドキリ。

私は関係縁者が結果大した被害なく今も元気に暮らしているもので、自分も日々を楽しんで暮らしていると、当時のショック状態の心を忘れて、まだ被害から立ち直っていない人達の存在を忘れがち。だから、凄く、ドキリ。

 

一番は。好きな人がいて、会いたいから死にたく無い!
この普遍的で、永遠の真理みたいな、愛情の法則を音楽にのせて、浴びせかけられたのが効きました。抗えない。。。感動のトリガーは「愛」

親兄弟、友達、同僚、ご近所さん、通りすがりでもなんでも、私の美しい世界を構成する誰かは全て大事な人達。大好きな人達。

涙ながらに見終わった人達は、全て愛する人がいる証拠。

そんな風に思って、周りを見渡しました。

 

見終わって、大事な人を思うような、そんなところが素敵な映画でした。

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あそこが良かった、

ここで〇〇思い浮かんでた、
そんな話で夜通しお酒が飲めるようないい映画でした。

どうしようかなと迷っている方は、映画館へGO!
何故なら、あの美しい絵と心を煽る音楽は、テレビ放送やDVDでは味わえないから!